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くるくるキュウリと真っ赤なトマト

今年の夏も、近くの畑で夏野菜の直売が始まりました。定番のトマト、キュウリ、ナスの他、枝豆が出たり、サヤインゲンが出たり、トウモロコシも出ます。 畑で採れたばかりの野菜は新鮮でおいしいです。特にトマトはスーパーや八百屋さんで売られているものと違って、真っ赤に熟してから収穫しているから、甘くて味が濃くて、とてもおいしいです。 卵を茹でておいて、トマトとキュウリをざくざく切って、塩、胡椒、お酢にマヨネーズをかけて、がーっと混ぜて作るサラダがこの時期の楽しみです。

この前、直売に行くのが出遅れたら、キュウリはぶくぶくに太ったものと、くるくる巻いたものしか残っていませんでした。 曲がっていても味は同じ。それに曲がっているから値段も安い。千切りするには大変そうだけど、かまわないやと買ってきました。

くるくるキュウリは予想どおり、まっすぐキュウリより千切りするのは難しかったです。 でも、それよりもっとやっかいなことがありました。 冷蔵庫に入れようと思ったら、くるくる曲がっているのでかさばって、場所を取ってしまうのでありました。

今まで浅はかにも、スーパーで売ってるキュウリがまっすぐなのは見栄えがいいからだと思っていました。 でも、それだけではないことがわかりました。 曲がったキュウリは場所を取るんですね。 これは流通段階では致命的でしょう。 でも、そのおかげで、味は変わらないのに市場価値が低くなってしまう曲がりキュウリは何だかちょっと可哀想。

(2010年7月7日記)


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